カーテンのお値段の差ってどこなの?
スポンサーサイト

カーテンの安い高いを見分けることはできますか?
正直、カーテンの専門家でも簡単に見分けることはできないと思います。
というのは生地を見て生地単価を当てることは困難だからです。
もちろんかなりの高級生地なら多少は分かります。
ただ、生地単価の多少の違いを判別することは不可能です。
ただ、生カーテンのお値段の安い高いは生地だけで決まるわけではありません。
カーテンは生地代と縫製代がかかります。
生地が同じでも、ひだ倍率によってお値段は変わります。
1.3倍ひだのカーテンと2.5倍ひだのカーテンでは当然お値段は異なります。
窓が大きくなればなるほどその違いは大きくなります。
あとは縫製によるお値段の違いです。
これは小売店の設定やメーカーにより異なります。
レースなどはオーストラリアンシェードなど複雑で縫製が難しいシェードなどは縫製代が高くなりお値段も高額になります。
またカーテンそのもののお値段ではないですが、小売店により採寸出張代やカーテン、カーテンレールの取り付け代などが変わりますので確認が必要です。
カーテンはメーカーによって割引率が大きく異なります
最後に最も重要なお値段の違いについてですが、カーテンはメーカーによって割引率が大きく異なります。
カーテン屋さんにより各メーカーの割引率に違いがあるのは、より割引率の高いところで購入することで分かりやすいのですが、問題は各メーカーの割引率の違いです。
例えばA社が割引率10%、B社が50%だとします。
仕上がりのお値段が同じ場合、カーテンの定価はB社の方が高くなります。
ただだからといってB社のカーテンの方が上質なのかというとそういう訳ではありません。
これはメーカーによる考え方の違いで定価を高く設定して、大きく割引くことでお買い得感をだすメーカーもあれば、より透明性の高い定価を設定しているメーカーもあります。
ですから、メーカー定価を気にしてはいけません。定価で比較してはいけません。
あくまでも割引後のお値段で比較するようにしましょう。
カーテンの値段の違いは生地の品質や縫製だけでなく、メーカーの定価設定や割引率によっても変わってきます。
お買い得感に惑わされないように気を付けてください。