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普段身近にありすぎて気付きにくいですが、カーテンの寿命って知っていますか?
カーテンの寿命は、生地の脆化(もろさ)と、光による変色がかかわってきます。
ちなみに年月がたち生地がボロボロになることを、脆化といいます。
普通のご家庭のカーテンでは、主に太陽の光による変色や色褪せなどが、
カーテンの耐久性を損なう原因になります。
太陽光に含まれる紫外線によって、カーテンは使われている染料が光化学反応をおこし、
だんだんと色あせてくるのです。
ここで、カーテンの素材によって変わる耐久性と変色について調べました。
綿の生地では、黄変がおこりやすく耐久性はだんだん弱くなってきます。
ウール生地では、太陽光の紫外線により、変色が早まります。
耐久性は綿と同じくらいで少しづつ弱くなってきます。
ナイロン生地では、太陽光の紫外線により、黄変の影響があります。
耐久性は強度低下があります。
ポリエステルの生地では、非常に耐久性があり、洗濯をしても生地が縮まないため、
カーテンの素材として、多く使われています。変色もしにくい素材です。
アクリルの生地では、ポリエステルと同じく耐久性にすぐれており、変色もしにくい素材です。
こうやって見てみるとポリエステルのカーテンが多い理由がわかりますよね。
発色もよくしかも耐光性にも優れているわけですから、カーテンにもっともふさわしい素材だといえます。
遮光カーテンなどは、ポリエステル糸を使用していますが、カビの好きな環境を作り出さないように予防対策の効果もあります。
カビでカーテンがダメになったことの経験がある人は多いと思いますが、
これからは、カビの予防対策のできるカーテンを選ぶことで、お部屋の快適さが違ってくると思います。
カーテンの耐久性は一概に言うことはできませんが、オーダーカーテンであれば
通常10年以上は使用可能だと思います。もちろん使用状況によりますが。
適度にお手入れをしてできるだけ長く使用できるように心がけましょうね。